子育てをするにあたって、いろいろな子育てのコツや便利な育児グッズなど、知っているととても役に立つ情報はたくさんありますよね。
でも、そんなうわべの子育てノウハウだけでは、もったいないです。
女性にとって、新しい命を自分の中に宿し、母となって大切な我が子を愛情かけて育てていくことは、たくさんの気付きを受け取ることのできる、一生の中でもとても貴重な体験です。
それまで生きてきた中で無意識に作り上げてきた、自分の中の既成の概念や考え方、生き方さえ変えてしまうほどの、大きな転換期の１つになる場合があります。
妊娠や出産を機会に、ママたちにぜひ考えて欲しいことは「自分の子どもは、なぜ私の元へ生まれてきたのだろう」「何のために、何をしたくて生まれてきたのだろう」ということです。
それをひも解いていくためには、スピリチュアルな分野の考え方が欠かすことができません。
子育てをしていく上で、お母さんたちにぜひ最初におさえてほしい、子育ての根底の部分になる大切な考え方、スピリチュアルポイントについてお伝えします！
スピリチュアルって？
スピリチュアルなんてあやしい、抵抗があるという人も、もしかしたらいるかもしれませんね。
でも女性は男性よりも、目には見えない世界に関心がある人が多いと言われています。
それは女性の方が感覚が鋭かったり、なんとなく目には見えないものを感じとれることが多いからかもしれません。
少しずつオーラとか龍神とか、当たり前のワードになってきているものもありますよね。
でもまだまだ、見えないものは信じないという人の方が多いかもしれません。
でも実際には、宇宙全体で見ると目には見えるものの方がほんのわずかで、見えないものの割合の方が圧倒的に多いんですって。
それに私たち人類の歴史を見ても、現代は目に見えないものを信じないという「私たち人間の意識から、見えない世界が切り離された、ほんの短くて珍しい時代」なんです。
太古の昔から、人間は自然界の中に精霊や神様の存在を感じ、共生しながら生きていました。
ネイティブアメリカンの先住民などもそうですし、日本だって八百万（やおよろず）の神々という、あらゆるところに神様の存在を感じて、大切にする国でした。
現代は、そのような目には見えないものを感じ取る力も、多くの人がすっかり薄れてしまった、珍しい時代と言えます。
本来はみんな誰でも、目には見えないものを感じ取れる力が、自分の中にあるんですよ。
私たちは魂の存在
私たちは肉体をまとっていますが、本当の本体は魂で、私たちは魂の存在です。
この本体である魂は、地球の３次元世界の中では、肉体という名前の地球服を着ていないと、生きることができません。
私たちはその地球服である肉体を、生まれる前に自分で選んで、身につけて生まれてきました。
その肉体を選ぶ基準は、自分が地球に生まれて、どんな体験をしたいかです。
今回の人生の目的に合わせた、その目的を達成するために１番適した肉体を、自分自身で選んできています。
人間はつい自分の体の、欠点にばかり目が向いてしまうかもしれません。
でも実は、自分が今回の人生で設定してきた目的を果たすために、１番最適な肉体を選んでいます。
生まれつきの障害を抱えている人は、難しい課題や目的にチャレンジしようと決めて来た、勇気ある魂とも言えます。
私たちはそうして、数え切れないほどの様々なタイプの人生を、生まれ変わりを繰り返しながら体験して、そこから学びを得てきました。
男性、女性、様々な国、様々な時代、裕福な人生、貧しい人生、人を傷つける人生、傷つけられる人生、子を産み育てる人生、子を持たない人生、長生き、短命…
本当にいろいろな人生の体験を、何度も重ねてきています。
そして今回の人生で体験したい設定は、全て生まれる前にいた世界で、自分で決めてきています。（多くの人が生まれてくると、忘れてしまいますが…）
目的達成に向けて、どんな人生を歩んでいきたいのか、大まかな計画を立ててから生まれてきます。
あなたの魂はこの人生で、何を体験したくてこの地球に生まれてきましたか？
子どもも魂の存在
魂の存在なのは、子どもたちも同じです。
それぞれの子どもも、今回の人生で何か体験したい目的があって、生まれてきました。
その目的は、何も大きなこととは限りません。
社会貢献など使命感のあることでなくても「地球でたくさん遊んで、肉体を持つこの地球でしかできないことを、思い切り楽しみたい！」そんな目的の場合だってあります。
そして、その目的を達成することのできる最適な環境を、自分で選んで生まれてきています。
国、時代、文化、性別、身体的特徴、そして家庭環境、両親も自分で選んでいます。
親の影響、特にお母さんの影響は、子どもにとって、とても大きな影響を与えます。
だから、多くの子どもの場合は、自分の設定してきた人生の目的を果たすために、最適なお母さんを選んで生まれて来ます。
それは家事も育児も完璧で優しい、できるお母さんが人気があるということではありません。
お母さんが持つ欠点や人生の課題と、子ども自身の目的がピッタリと合うお母さんを選ぶ場合がほとんどです。
そして子どもは、そんなお母さんと一緒に人生を生きていく中で、一緒に学び合い成長していきます。
そのために女性は、子どもを産んでお母さんになり、子育てをしていく過程の中で、自分が持つ課題があぶり出されます。
イライラしたり、怒ったり、泣いたり、たくさん悩んだり、感情を強く揺さぶられて、子育てをしながらお母さん自身も、子どもと一緒に成長していきます。
子育てをしていると「私ってなんてダメなママなんだろう」と落ち込んだり、自分を責めることもたくさんありますよね。
でも、そんなお母さんだから、あなたのお子さんは世界中のたくさんの人の中から、たった１人あなたを見つけて、選んで生まれてきたんです。
ママと子どもは別の魂
お母さんと子どもは、人生の目的も違う、別々の魂です。
今回の人生で体験したいこと、果たしたいこと、大切にしたいこと、感じ方や考え方も違う別の人間です。
多くの場合、子どもは家庭環境や、特にお母さんの影響を大きく受けるので、一緒に生活していく中でお母さんの価値観がすり込まれたり、考え方が似てくるということはあります。
でも別の魂なので、お母さんと子どもが求めるものや、体験したいことは当然違います。
それに今は地球という惑星自体が、大きく変化している真っ最中なので、今までとは違った感じ方や捉え方、価値観の子どもたちがたくさんこの地球上に生まれてきています。
肉体の年齢はお母さんの方が年上でも、魂の年齢は、子どもたちの方が圧倒的に上という場合も増えてきています。
私たちの子ども時代や、今まで生きてきた中で身につけてきた価値観は、もはや新しいこれからの地球には合わない、古い物になっています。
「こうしなければならない」「これが正しいから」「こっちが世間の常識だから」という物差しで子どもたちを見て育てることは、今の子どもたちの本来の姿には合っていません。
子ども自身には、自分の人生の目的を達成するだけの力が、十分に備わっています。
周りの大人たちは、それをじゃませず、子どもたちがその子らしく、健やかにのびのびと成長していける安心安全な環境を作ってあげること、それが私たち大人の大切な役割です。
まとめ
冒頭でお伝えした「自分の子どもはなぜ私の元へ生まれてきたのだろう」という問いの答えを求めていくと、それは自然と子どもではなく、自分自身の生き方を見つめることにつながっていきます。
お母さん以上に、お母さん自身の本質を理解している子どもたちが、ありのままのあなたの元で様々な体験をしたくてこの世にやって来ました。
あなたがあなたらしく輝いて生きていること、それが子どもが魂レベルで本当に求めていることです。
良いところだけではなくて、短所や欠点も同時に持っているのが、あるがままの人間の姿です。
それらの短所や欠点なども含めて、あなたは自分自身を認め、自分らしく生きていますか？
「子どもは何のために、何をしたくて生まれてきたのだろう」という問いについては、どうでしょうか？
お母さんと子供は、家族であっても別の魂を持つ、別の人間です。
考え方や感じ方、この人生でやりたいことや成し遂げたいことも違います。
大人の考えや価値観を押し付けるのではなくて、子供の力を信頼し子どもの人生を尊重して、やりたいことを大人としてできる限りサポートしてあげたいですね。
＜関連記事＞
地球を救うためにやってきた子どもたちレインボーチルドレンとは
コメント